GPマシンを紹介していたRACERS Vol.6に続いてこのVol.11は耐久レーサーが中心です。今年のルマン24時間で新型ZX-10Rが優勝しカワサキはルマンを連覇しましたが、1970年代から80年前半にかけてKR1000などカワサキの耐久レーサーは常勝マシンでした。世界耐久選手権のメーカータイトル3連覇を達成するほどでした。
この本はそんな輝かしい時代の記録がまとめられています。これまで自分が知っているようで知らなかったゴディエ・ジュヌーやパフォーマンスについても詳しく解説していました。お宝写真も満載です。よくこれだけ多くの古い資料が集められたものだと感心するが、RACERSブログを見ると大変さが少し分かる。これはパート1となっているので、Zレーサーパーツ2も期待したい。
表紙で見る主な内容。
世界耐久を席巻したKR1000の知られざる輝き
フランスのエスプリと明石本社の英知
THE SCENE from scenes
エンデュランス・ライムグリーン
秘蔵写真で振り返るパフォーマンス・カワサキの戦い
TECHNICAL REVIEW
ゼロからスタートしたZのレーシングチューン
日仏共同作業となった車体は革新と迷走を繰り返す
SPECIAL TAKL
名将セルジュ・ロセ インタビュー 「カワサキは僕の心だ」
Kawasaki Godier-Genoud (Bol d'Or 1976)
クリスチャン・サロン/ドゥニ・ボウロム組のZ1
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