RACERS Vol.6「Kawasaki GP Racer」

RACERS Vol.6「Kawasaki GP Racer」を書店で見つけて買った。これはホンダNSを始めとして少し懐かしいレーシングマシンを紹介している雑誌です。

この6号目でようやくカワサキが登場し、KR500、X-09、ZX-RRを取り上げています。これらが活躍した当時の写真や関係者の興味深い話、現存するマシンの紹介など盛りだくさんの内容です。

しかも、933円のこの雑誌にはバイク用品やパーツ等広告ページが無いのでその内容にどっぷりと漬かって読んでしまう。広告と言えるのは最後のページで軽井沢のペンション「シルバーストン」を紹介していること。一泊二食付きでひとり8500円となっている。行ってKRを拝見したい。

この雑誌でも紹介しているが、川重明石で保存されているゼッケン7を付けた82年型、バックボーンタイプのKR500はイベントで展示しているのを見た事がある。

で、だれもが思うのはなぜ7番なのか。この雑誌によると、シーズン開幕前にイギリスの国内選手権Shell Cupに出場した時の物とのことです。その時のライダーはコーク・バリントンで、結果は優勝らしい。

取り上げている3台は何れも良い成績を残せないまま、チームが撤退する事で姿を消してしまいました。そうなった経緯も少し書いてあるが、残念な歴史が繰り返されている感じ。

RACERS

表紙で見る主な内容。
GPシーンを疾走するライムグリーンのリーサルウェポン
オリジナリティで勝負し続けたライムグリーンの記憶
THE KR500・時代の狭間で奮闘したカワサキ500ccレーサーの3年間。唯一勝機が訪れた'81年シルバーストーンの18ラップ
GP250 Racer X-09・登場から20年以上経ったいまついに謎のVツインレーサーの全貌が明らかに
MotoGP Racer ZX-RR・スーパーバイクベースからスタートしたカワサキ20年ぶりの世界最高峰チャレンジャー
and MORE・川崎重工ってなんだ/清原明彦のカワサキ愛/市販KR250＆KR-1の個性に萌える

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