世界耐久選手権、1981‐1982年連覇

バイク雑誌「ベストバイク」の1982年12月号に掲載されていたカワサキの広告です。この年の世界耐久選手権にフランスカワサキチームがKR1000を2台投入していて、最終戦となるボルドール24時間でその2台が1・2フィニッシュ。結果、2年連続でメーカーとライダーの両タイトルを獲得したという報告です。

ゼッケン1を付けたKR1000を駆るのはHerve Guilleuxです。そして右隅に小さくZ750GPが紹介されています。4ストローク大型バイクを得意としたカワサキが、その性能や耐久性の高さをアピールする広告となっています。

世界耐久チャンピオン

1・2フィニッシュ!'82ボルドール24時間耐久レース
世界耐久GPシリーズで2年連続チャンピオン
World Champ kawasaki

下のような戦績が載っていますが、第5戦の鈴鹿8時間の結果が書いてない。調べてみると、この年の鈴鹿は台風の影響で大変なレースだったようです。結果はカワサキ車の最高位は13位で、フランスカワサキチームは15位と25位でした。

カワサキ総合優勝の戦績 獲得ポイント95
第1戦 イタリー24時間・・・・・・・・・・・・優勝
第2戦 西ドイツ8時間・・・・・・・・優勝、2位
第3戦 オーストリア1,000km・・・・・・・3位
第4戦 スペイン24時間・・・・・・・・・・・・優勝
第6戦 ベルギー24時間・・・・・・優勝、2位
第7戦 イギリス1,000km・・・・・・・・・・3位
第8戦 フランス24時間・・・・・・・優勝、2位

ライダー総合ランキング(カワサキ)
優勝:J.C.シュマラン、J.コルヌ
2位:J.ラフォン、H.ギロー
5位:C.H.パソード、J.モンニン
6位:G.バンローエン、M.ボンヌ

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