ZX-4の雑誌広告

バイク雑誌に掲載されていたZX-4の広告です。「オートバイ」1988年4月号と7月号、「サイクルワールド」1989年1月号です。ZX-4は、以前紹介したKR-1と同時期の1988年1月に販売されたスポーツバイクです。アルミツインチューブのe-BOXフレームにサイドカムチェーン式のコンパクトなエンジンの組合わせで軽量化され、乾燥重量は152kg。ウインカーがビルトインされたカウルでCd・A値0.28だった。オートバイ誌には最高速度は218キロ、ゼロヨンは11.50秒と書かれている。

F3クラスでのレース使用を意識した造りで、F3キットも発売されました。発売された年の鈴鹿4時間耐久SPクラス優勝という実績も残している。

震撼、ZX-4

「震撼、ZX-4。」。その下には次のように書いてあります。

震えている。コーナーの空気が、ライダーの心が。
マン、マシン。2つが1つに重なりあう感動は、決して言葉では伝えきれない。
生命体、ZX-4。路面が熱い。

性能と個性、ZX-4

「性能と個性。」
サーキットかワインディングか。ライダーの選択次第でこのマシンは鮮やかに変貌する。

限定販売のライムグリーンが追加されました。ゼッケン60は塚本昭一選手が駆るジュニアF3・チームグリーンのZX-4です。

時代に流されない魅力、ZX-4

「時代に流されない魅力。」

10月にこの青と赤が加わりました。このように短期間でカラーバリエーションも充実したのに、翌1989年には早くも新型と交代です。時代に流されないとしていたカワサキですが、新型は時代の流れに乗ったレプリカマシンZXR400でした。

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