2009年WSBKの最終戦がポルトガルで行われ、カワサキレーシングチームは復帰した玉田誠とブロック・パークスは共にポイントを獲得した。
レース1は、1周目は19位だった玉田が徐々に順位を上げて、中盤以降はチームメイト同士のバトルになった。レース2、最後尾から追い上げていた玉田はレース序盤にメインストレートで前を走るマシンに接触した。トラブルか何かで急に減速したようで避けられなかった。その影響でフロントホイールの縁が割れて壊れたが、タイヤとビードは接していたのでなんとか走る事ができた。壊れた影響で振動があるマシンで1ポイントでも獲得しようと周回を重ねた。しかしレース2はノーポイントに終わった。
「今日はあまり良いスタートが出来なかったので上位を狙う事が難しくなってしまった。でもフィリップアイランドから始まった今シーズンを完走で締めくくれたのは良かった。今年は怪我と不運もあって非常に難しい年でしたが、チームの皆は一生懸命頑張ってくれた。来シーズン、チームは更に進化すると思う。」玉田
「多少問題があってハードなレースになったが、バイクはテストを重ねればもっと良くなると思う。」パークス
2009年WSBKの結果、年間ランキングはパークスが18位で、玉田が27位となった。チャンピオンはヤマハのベン・スピーズ。ヤマハにとって初めてのタイトルで、同日にMotoGPのタイトル獲得も決定した。凄いね。おめでとう。芳賀が頑張っていたのに残念。
Race 1 Gap
1 B.SPIES Yamaha YZF R1
2 J.REA Honda CBR1000RR +1.697
3 M.BIAGGI Aprilia RSV4 Factory +2.113
...
11 B.PARKES Kawasaki ZX 10R +41.827
12 玉田誠 Kawasaki ZX 10R +41.882
Race 2
1 M.FABRIZIO Ducati 1098R
2 芳賀紀行 Ducati 1098R +1.195
3 J.REA Honda CBR1000RR +1.494
...
12 B.PARKES Kawasaki ZX 10R +34.825
15 玉田誠 Kawasaki ZX 10R +1'30.818
2009年シーズンの記録
1 | フィリップアイランド | 8 | サンマリノ |
2 | カタール | 9 | イギリス |
3 | バレンシア | 10 | チェコ |
4 | オランダ | 11 | ドイツ |
5 | イタリア | 12 | イモラ |
6 | 南アフリカ | 13 | フランス |
7 | アメリカ | 14 | ポルトガル |
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