サイクスかZX-10Rで初勝利 2011年WSBKドイツ

ニュルブルクリンク・サーキットで開催された第10戦。雨で赤旗中止となったレース2で、6番グリッドからスタートしたトム・サイクスがデビュー1年目のZX-10Rを勝利に導いた。彼にとってもWSB初優勝となる。そしてポイントランキングも14位から11位に浮上してトップテン入りまで後僅かに迫った。また、カワサキにとって2006年のアッセン以来の勝利となる。そのときのライダーはクリス・ウォーカーでした。

サイクスはドライで行われたレース1も5位前後を走っていたがリアタイヤを消耗して後退した。まだ足の状態は全快ではなようだが、レース2は雨でも落ち着いてた。しかも攻撃的で、2周目に2位に上がると前を行く芳賀にプレッシャーを掛けた。そして芳賀が消えた後のギュントーリとの先頭争いは逆にプレッシャーを跳ね返した。

最初のレースは順調にスタートしたがタイヤ選択ミスと自身の体調で上手くいかなかった。で、雨が降り始めると少しにやりと笑。/サイクス

ミサノでポールポジションを獲得した時もウェットコンディションだった。やはり雨は得意らしいく、それに何かセッティングのポイントをつかんでいるよう。それにしても先ずは初勝利おめでとうございます。

Race 1
1 Carlos Checa Ducati 1098R
2 Marco Melandri Yamaha YZF R1
3 芳賀紀行 Aprilia RSV4 Factory
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7 Joan Lascorz Kawasaki ZX-10R
11 Tom Sykes Kawasaki ZX 10R

Race 2
1 Tom Sykes Kawasaki ZX 10R
2 Sylvain Guintoli Ducati 1098R
3 Jakub Smrz Ducati 1098R
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11 Joan Lascorz Kawasaki ZX-10R

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