2012年スーパーバイク第3戦 オランダ

開催期間中を通して劇的に天候が変化する中で行われたオランダ大会。路面状況の変化にも上手く対応してトム・サイクスは3戦連続となるポールポジションを獲得しました。

優勝の期待も高まったし、少なくとも表彰台には上がれるだろうと思っていました。しかし、レース1はマシントラブルで姿を消し、レース2はタイヤの選択が裏目に出ました。

レース1は好スタートでホールショットも奪い、リードを広げる。ここまで流れは完璧でしたがZX-10Rが白い煙を噴出したことでリタイヤを強いられる。ラジエターホースが外れたという。レースはその後の雨で中断しますが第2ヒートからの復帰は許されない。

レース2はハーフウエットの路面等を考慮してレース1とは異なる固めのタイヤで臨みました。周回を重ねてもペースが上がらず一時は9位にまで後退。前を行くライダーが数人消えたことと粘り強い走りで6位を得た。

ホアン・ラスコルツの状態は一進一退のよう。今回は1台体制でしたが次は2台にする必要があります。

Race 1
1 Sylvain Guintoli Ducati 1098R
2 Davide Giugliano Ducati 1098R
3 Carlos Checa Ducati 1098R
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DNS Tom Sykes Kawasaki ZX-10R

Race 2
1 Jonathan Rea Honda CBR1000RR
2 Sylvain Guintoli Ducati 1098R
3 Eugene Laverty Aprilia RSV4 Factory
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6 Tom Sykes Kawasaki ZX 10R

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