Ninja400RとCB400SF

新聞の経済記事に、販売減に悩むバイクメーカー各社が新戦略をスタートさせている、と書いてあった。そのキーワードのひとつが低価格ということでNinja400Rを取り上げていた。その価格64万9000円は今時の400ccとしては安い。その比較対照になったのがこのクラスで大きなシェアを占めるホンダのCB400で、スーパーボルドール(ABS)は89万7750円する。この20万円以上の差について「低価格を可能にしているのはタイからの逆輸入によるコスト削減。」と書いてある。でもこの価格差の要因はそれだけでなくて2気筒と4気筒の違いやABS装備、開発期間など有ると思う。

あと、「400の変」ということで、低価格によってこのクラスの勢力図が変わる、CBの牙城をNinja400Rが崩すかも、と書いている。この新型は受注開始から2週間で約650台の注文が入る人気ぶりだとか。川重のニュースリリースだと年間予定販売台数は1800台となっていたが、早々に売り切れになるのだろうか。ただ、ホンダも低価格競争に参戦するようだし、4気筒エンジンは魅力ある。

カワサキにはスケールダウンではなく専用設計でマルチエンジンを搭載したZX-4Rをリリースして欲しい。それで60万円台なら更に人気がでると思う。

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